ストレスと美容と健康とナノコロイド水溶性ケイ素
ストレスとは、外部からの様々なストレッサーと言われる、心理的、感情的、環境的、物理的な物による負荷や刺激により引き起こされます。誰でもストレスフリーはございませんが、強ストレスになると、コチゾールと言う、副腎皮質から分泌されるホルモンが過剰に分泌されて、慢性的に高くなると、うつ病、不眠症などの精神疾患、生活習慣病、美容と健康に大きく影響しますが、ナノコロイド水溶性ケイ素(シリカエナジー)などで生体のプラスマイナスのバランスを整えましょう。
強い抗酸化力でもっと体快適!
忙しい日々の生活も、活性酸素を増やすといわれています。
たくさん働きすぎると疲れがたまり、睡眠不足は疲労回復を妨げますが、抗酸化力も低下します。マイナスの相乗効果です。忙しくて満足な食事をしなければ、抗酸化物質となる野菜などの食品も摂れなくなります。その上加工食品や外食ばかりだと、それに含まれる添加物などの化学物質で活性酸素が発生します。
こうした日々の生活ではストレスも溜まることでしょう。
職場やいろいろな生活場面で、緊張が続き神経をすり減らすストレスは体と心の危険信号ですので、脳がこれに対応するためにコルチゾールというホルモンを分泌させます。コルチゾールは血糖値を上げ血圧を上げ、ストレスに対応しようとしますが、その後大量の活性酸素が発生すると考えらています。仕事を終えたコルチゾールが分解されると、ヒドロシキラジカルという最強の活性酸素になるからです。ストレスががんなどの病の原因になるのは、最強の活性酸素が細胞や遺伝子を傷つけるからだといわれています。
では、普段からストレスにさらされないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。
よくやるのが、ストレス発散のためのお酒や、タバコ。他にも人それぞれの発散方法をお持ちだと思います。
説明は不要でしょうが、お酒のアルコールはもともと有害ですし、アルコールを肝臓で分解するときに活性酸素が発生、分解しきれないとアセトアルデヒドという毒素に変わります。タバコのニコチンやタールも極めて毒性が強く、活性酸素を発生させ、抗酸化物質であるビタミンを破壊します。
ストレスというのは、交感神経優位の状態になっています。ストレス後に何かで発散するのではなく、ストレスの最中に神経を副交感神経優位に近づけていくために、呼吸法を身につけるのはとても効果があるでしょう。
こういった方法にプラスして、欠かせないのがケイ素の摂取です。現代において必要不可欠な抗酸化物質です。次回は、どんな食材にケイ素が多く含まれているのか紹介していきたいと思います。
ケイ素の豊富な食べ物
本来栄養素とは、食事を通して摂取するものです。ケイ素も同じで、土壌からケイ素を吸い上げた野菜、それを食べて育った動物を食べて、ケイ素を吸収していきます。
ですから、なるべくたくさんケイ素を含んでいる食品を摂りたいところです。
ケイ素が多く含まれている食品としては、昆布・わかめなどの海藻・玄米・大麦・ひえ・あわなどの全粒穀類・大豆などの豆類・ごぼう・パセリ・大根・人参・などの野菜類・あさり・はまぐり・カキなどの貝類・番茶・ほうじ茶となどがあります。
毎日バランスよく食べていくのは難しいと思いますので、毎日食べている白米を玄米に変えるだけでも、摂取量はずいぶん変わってくるのではないでしょうか。
中には、玄米は食べづらくて美味しくないと感じている方もいらっしゃると思いますが、
最近では玄米をおいしく炊ける炊飯器も販売されています。
食生活を変えて、さらに吸収率の良いケイ素サプリを摂っていけば、生活習慣病とは無縁な快適な生活を送ることができると思います。
骨にはカルシウムよりケイ素?
ケイ素は、全身のあらゆる組織、臓器に存在し、細胞を構成しています。このケイ素が最初に注目されたのは、どこだと思いますか?それは、骨なんです。骨のケイ素は早くから存在を認められていました。
骨といえばカルシウムと思っている方は多いと思います。骨の成分で最も多いのは確かにカルシウムで、他にリンなどと合わせて無機質部分が全体で65%を占めています。残り35%のうちの10%が水分で、残りの25%が有機質で、これが主にコラーゲンだそうです。
量的には少ないのですが、骨の構造を形作っているのはコラーゲンで、その隙間をカルシウムが埋めているというのが真実のようです。例えると、建物の柱に当たるのがコラーゲンで、壁に当たる素材がカルシウム等という感じでしょうか。
骨粗しょう症という病気があります。これは皆さんもご存知の通り、骨からカルシウムが溶け出してしまうことで起こります。ではカルシウムを大量に補えばいいのでしょうか?そうではないようです。骨組みのコラーゲンがしっかりしていて、適度な柔軟性がなければならないのです。しなやかなコラーゲンとたっぷりのカルシウムがあってこそ、丈夫な骨ができるのです。
では骨のためには、コラーゲンをたくさん摂ればいいのでしょうか?コラーゲンのサプリは、いろいろ市販されています。こうしたもので補っていけばコラーゲンは蓄積されそうですよね。
実は、これも正解ではないようなんです。
ケイ素と血管
ケイ素が重要な材料になっている人体の臓器として、何より重要なのは血管です。
太い動脈から細い毛細血管まで、全身に張り巡らされた血管網は、身体中の細胞一つ一つに栄養、酸素、ホルモン、抗体などを運び二酸化炭素や老廃物など不要なものを運び出します。この血管網はの長さは、およそ10万キロメートルもあり、たった一人の血管で地球を約3周する長さです。この10万キロもの血管の中、99%は細い毛細血管が占めています。その細さは、なんと髪の毛の10分の1以下の5~10ミクロンなのです。
こんなに細い血管の中を血液が流れているのですが、血球は毛細血管と比べるとかなり大きいことをご存知でしょうか?
赤血球は直径が7~8ミクロン、白血球は5~20ミクロン(単球や好酸球などは15~20ミクロン、リンパ球は5ミクロン)、血小板は2~3ミクロンとされています。注(文献や資料により異なり、同じ血球位でも代償があります)これらの血球が5~10 ミクロンの毛細血管を通るのですから、もうぎゅうぎゅうですね。特に単球(マクロファージ等)は血管を詰まらせそうですよね。実際マクロファージは、大きさだけでなく活動そのものも、血管が詰まる原因になりやすい性質を持っているようです。
ではなぜ毛細血管の中を血球は移動できるのでしょうか?
毛細血管も血球も伸縮性があり、血管が広がったり、血球が形を変えたりして流れていくのです。この毛細血管が老朽化して弾力がなくなってくると、詰まったり破れたりして大変な病気を引き起こしてしまうのです。これが脳や心臓で起こると取り返しがつきませんね。この怖い血管の老朽化には、ケイ素不足が隠れているんです。ケイ素は血管の重要な材料ですが、これが十分に摂れていないと、血管の修復再生ができません。
ラットの実験でもケイ素には動脈硬化の原因となるコレステロールが酸化するのを防ぎ、血流障害を防ぐ働きがあると考えられる結果も出ているそうです。
しなやかで丈夫な血管で生きていくために、ケイ素の補給は大切ですね。
ケイ素とミトコンドリア
ミトコンドリアは生命活動の源で、エネルギーを作り出すミクロの発電所です。
人間の細胞は約60兆個といわれていますが、その一つ一つに、少ないもので100個、多いものでは数千個のミトコンドリアが存在します。赤血球だけは例外で、ミトコンドリアは入っていません。赤血球はほぼヘモグロビンの運搬のみの仕事をしているので、ミトコンドリアはいらないからだといわれています。
一つのミトコンドリアの大きさは0,5~2ミクロン。基本は楕円形で微生物のような形をしています。存在する細胞によって、形、大きさ、数が異なり、エネルギーをたくさん消費する臓器の細胞ほどたくさんのミトコンドリアを備えています。特に、腕や足の筋肉や、休みなく動いている心臓の細胞、脳細胞には、びっしりミトコンドリアが詰まっているそうです。
ミトコンドリアは酸素を大量に使ってエネルギーを作るのですが、その時に大量の電子をやりとりするため、どうしても活性酸素が発生します。ミトコンドリアが健康で、回路がうまくまわっていれば、酸化を防ぐために用意された酵素が活性酸素を中和してその被害を食い止めます。しかし、加齢などで働きが衰えると活性酸素は増える一方で、酸化し破壊し始めます。
ミトコンドリア内で発生した活性酸素は、ミトコンドリア内を傷つけます。もっとも重要な働きであるATPを作り出すTCA回路のパーツが傷つき、エネルギーを作る力が衰えていきます。エネルギーが衰えてしまうと、どんな臓器、組織も活動することができなくなります。心臓であれば、拍動が弱まり、消化器では消化吸収に支障が起きます。筋肉で起きれば運動能力が低下し、脳なら考える力が落ちます。時として命に関わる重要な働きも衰えてきます。
つまり、ミトコンドリアの働きが低下すると、そのエネルギーで動いていた機能がすべて低下してしまうのです。
がんの発生に深く関わるミトコンドリア
ミトコンドリアにおいて活性酸素が発生してしまうのはしょうがありません。しかし、あまりに大量に発生してしまうと、本来持っている酵素などの抗酸化力では追いつかず、周囲を酸化し傷つけてしまいます。
この時こわいのは、活性酸素がミトコンドリアの遺伝子を傷つけてしまうことです。ミトコンドリアの設計図である遺伝子に傷がつくと、正常なミトコンドリアが作れなくなってしまいます。するとさらにエネルギー生産に支障が起き、活性酸素の害はミトコンドリアの細胞を超えて、その周囲に及びます。
ここで一つ面白い話をします。ミトコンドリアの遺伝子はそのミトコンドリア独自のものなのです。一般的にいう遺伝子とはその人固有のものであり、60兆個あるという細胞一つ一つのほぼすべてに、同じ遺伝子情報が入っています。ところがミトコンドリアは、個人の遺伝子とは異なる遺伝子を持っているのです。まるで、ミトコンドリアだけが異なる生物であるかのように。。。
そしてミトコンドリアは、独自の遺伝子情報を持って細胞内で分裂し増殖します。もし活性酸素によって遺伝子に傷がつくと、変異した遺伝子を持ったミトコンドリアが分裂、増殖するので、細胞内は非常に危険な状態に陥ります。
こうして不完全でエネルギー生産がうまくいかないミトコンドリアでは、さらに活性酸素が発生し、周囲の細胞を傷つけます。この時、もしそのミトコンドリアが入っている細胞内の遺伝子を傷つけることになれば、その細胞をがん化させる可能性が出てくるのです。
さらにミトコンドリアの遺伝子は、その人固有の遺伝子より、発がん性のある特定の化学物質と結びつきやすいことがわかってきているようです。このことから、活性酸素の発生源であるミトコンドリアが、がんの発生と深い関係があることが指摘されているのです。
がんの発症と転移は、ミトコンドリアの衰えが原因?
がんは、本来は健康な細胞の遺伝子が何らかの原因で傷つき、設計図が壊れてしまって起こります。遺伝子による設計図には、その細胞の寿命も記されているのですが、そこが壊れているので細胞は死ぬことができません。細胞死(アポトーシス)が破綻し無限に増殖と分裂を繰り返すのが、がん細胞の特徴です。
がんによってなぜ人は死に至るのでしょう。
無限に増殖するがん細胞が周囲の臓器を圧迫して機能を損ない、またがん細胞自体が独自の血管を新生して体から大量の栄養を奪ってしまうためです。
がんが肺にできれば呼吸機能が阻害され、胃にできれば消化機能に支障が起き、肝臓にできれば解毒や栄養の貯蔵もうまくできなくなります。これらは、大きくなったがんが臓器を圧迫することが原因のようです。
それでは、なぜがんは起こるのでしょうか。
細胞の遺伝子の傷(突然変異)が原因とされています。どうして遺伝子に傷がつくのか、誰が傷をつけるのかというと、活性酸素が犯人であるという説が有力のようです。活性酸素の多くは、細胞内でエネルギーを生産しているミトコンドリアから出てきたものです。ミトコンドリアの活性が落ち、酸素などを使ったエネルギー生産がうまく機能しなくなると、電子が不安定になった酸素(活性酸素)がたくさんできて細胞内に侵出するのです。それが細胞の遺伝子を傷つけ、がん化の原因となるならば、悪いのはミトコンドリアです。ミトコンドリアといっても、衰えて活性を失ったミトコンドリアですね。
最近の研究では、活性を失ったミトコンドリアが生み出す活性酸素の影響で、がん細胞が転移する能力を獲得することがわかってきたそうです。
ケイ素の力で、ミトコンドリアを元気に
実は、ケイ素による抗がん作用で特許を取った機関があります。これは、すごいことですね!!
がんの原因がミトコンドリアの衰えによる活性酸素の大量発生だとすると、ミトコンドリアが元気になれば、がんの原因が取り除かれます。さらに、ミトコンドリアが活性化すれば、細胞そのものも活性化すると考えられます。
ミトコンドリアは、自ら発生させる活性酸素で弱り、さらに活性酸素を発生させてしまう悪循環を起こしています。だとすれば、活性酸素を除去できる物質、活性酸素の不安定な状態を中和できる物質を補えばいいのではないでしょうか。
そこで登場するのがケイ素です。
ケイ素は強い抗酸化力を持ち、活性酸素の害を防ぎます。活性酸素の不安定な電子と結びついて安定化させ、無害な酸素に変える力があるのです。中和された活性酸素はもはや活性酸素ではなく、ミトコンドリアの組織を傷つけることもありません。また、ケイ素は、人体のあらゆる組織、臓器の細胞を構成する成分です。特に細胞壁など細胞を形作り、組織を守る働きをするミネラルなので、ミトコンドリアにとっても重要です。
すでに特許を取っているところがありますが、これまでの研究でも、動物実験ですが、ミトコンドリアの活性酸素を抑えることで、細胞のがん化、あるいはがん細胞の転移を防ぐことが観察されているようです。
脳は大量にエネルギーを消費する
心筋についで、脳はエネルギー消費量が大きい臓器です。脳自体はほとんど動かないのですが、人間が1日に摂取するエネルギーの2割は脳が消費しています。
聞いたことがあるもしれませんが、将棋や碁のプロ棋士は、一局で2〜3キロ体重が減るそうです。対局中は動かず座っていることがほとんどなのに。これは、莫大なエネルギーが脳で使われているということです。
こういった脳、特に脳神経の方だそうですが、ミトコンドリアがびっしり詰まっていて、酸素と栄養をもとにせっせとエネルギーを生産してくれています。
ということは、これまでも書いてきましたが、エネルギー生産のあるところに酸素が必要で、酸素がたくさん使われるところには活性酸素ができますね。というわけで脳神経では、ミトコンドリアにおいてたくさんの活性酸素が発生しているようです。
そして周辺の組織を酸化し、傷つけているのです。
日本において認知症の患者さんは450万人以上と言われています。高齢化に伴って増加しており、社会問題になっています。認知症にはいくつかのタイプがありますが、最も多いのがアルツハイマー型認知症です。全体の6割に上るといわれています。次に多いのが脳血管性認知症、レビー小体型認知症と続きます。現在のところ完治の見込みはなく、治療薬やリハビリ訓練などで進行を遅らせるのが精一杯といったところです。
アルツハイマー型認知症は、脳にアミロイドβという異常なタンパクが付着し、徐々に脳神経を壊していく病気です。脳のシミ、老人斑などともいわれ、脳を壊していくので非常にたちが悪いしみだといえます。アミロイドβが神経細胞を壊し侵食していくので、それまでできていた能力、記憶、思考力、判断力などを失います。なぜこのタンパクが自分自身を傷つけるのかは、まだ詳しいことはわかっていないようです。ただ、アミロイドβは、単独ではなく、アルコール脱水素酵素(ABAD)というタンパクとミトコンドリア内部で結合することで毒性が発現し、神経細胞を壊すことはわかってきたようです。
この時に、ミトコンドリアでは、エネルギー生産の低下や二重になっている膜の透過性が下がるなどの著しい機能の低下が観察されているため、ミトコンドリアに原因があると考えられるようになりました。
こうしたことを踏まえ、早い段階からミトコンドリアの劣化を防ぐ対策をしていきたいものですね。ケイ素は、血管や神経細胞の構成成分でもあるので、ミトコンドリアの活性化の他にも壊れた細胞、脳神経の修復に期待したいです。
ケイ素と免疫力
ケイ素には、素晴らしい健康効果があります。
それは私たちが病気になるのを防ぐ力、病気になっても回復させる力(免疫力)です。免疫力といっても幅が広く、様々な組織があります。例えば皮膚。皮膚は外界と体内を隔てる最大の免疫組織です。外界にあふれる細菌やウイルスなどの病原体は、皮膚がなければたちまち体内に侵入してきて、私たちは多種多様の感染症に苦しめられることになります。
よく火傷で表皮の20%が損傷すると命の危険があるといわれていますが、あれはまさに感染症の危険を意味しているのです。普段気にもとめていませんが、皮膚は物理的に危険物を排除する免疫の最前線なのです。
また、唾液などの消化液、口から肛門に至る体の内側の粘膜なども重要な免疫組織なのです。唾液などの消化液は殺菌力があり、粘膜表面には、異物に対して働く酵素があります。外界と接する部分は、防護壁として重要な役目をしているのです。
これらの組織にもケイ素が含まれていることを考えると、ケイ素の摂取はとても重要のように思います。
免疫に関わる臓器は他にもあり、その一つが脾臓です。あまり知名度のない臓器で、かつては「赤血球の墓場」「廃棄物処理場」「なくても支障がない」などと散々のいわれようだったのですが、最近の研究では重要な免疫組織であることがわかってきたのです。脾臓は心臓の下、左脇腹付近にあって、大きさは握りこぶしくらいです。内部にザルのような組織があり、そこで動脈から流れ込む血液をろ過して、新鮮な血液にして再び血管に戻す働きをしています。特に古くなった赤血球を濾し取って処理する働きがあり、不要な部分は処分し、まだ使える鉄などは再利用する仕事をしています。
脾臓のザル状の組織の周辺には、たくさんの免疫細胞が待機しており、ザルの目に引っかかった血液中の細菌や異物を拾い上げては処理する仕事をしています。一説によると、ここには体全体の4分の1に上る免疫細胞が集結しており、免疫機能の要といえる臓器なのです。以前は「なくてもいい臓器」と考えられ、胃がんの手術の際など、周辺への浸潤を心配し切除することもあったそうです。すると後に患者さんが、重い感染症になることが多いなど問題が発生し、見直されるようになったのです。
ケイ素による免疫力の試験があり、それによると摂取したラットにおいて免疫細胞が増加し、特に脾臓の力が増強したという結果になり、脾臓由来の免疫細胞が増えたようです。これはケイ素が脾臓の細胞を活性化したことを意味します。また他の実験では、ケイ素そのものにも最近を抑え込む静菌力があることがわかっています。
ケイ素とプリプリお肌
赤ちゃんのようなプリプリお肌は、理想のお肌ですよね。しかし、年齢を重ねるに従ってカサついたりくすんできたり、小ジワやシミも。。。
実はここで効果を発揮するのがケイ素なんです。最近では、ハリウッド女優や、モデル、女性アーティストもケイ素入りの水を愛用しているそうです。
お肌の新陳代謝が活発だと、28日サイクルでターンオーバーしすべすべの肌が保たれますが、新陳代謝が衰えてサイクルが長くなっていくと、角質層に古い角質がとどまって、ガサついた肌になったり、シミの沈着がおきます。新陳代謝を正常に戻すには、細胞を構成するための成分が必要になってきます。コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などです。しかし、これらをサプリメントで摂取しても、コラーゲンは消化酵素でアミノ酸に分解されてしまいそれがどこに使われるのかはわかりませんし、エラスチンやヒアルロン酸を摂取しても、やはり消化酵素で分解されてしまいます。
こうした状態を打破してくれるのがケイ素なのです。
日々栄養バランスの良い食事を摂って、さらにケイ素をプラスすることで、フレッシュなコラーゲン、エラスチン。ヒアルロン酸などをケイ素がしっかりと結びつけてくれるのです。ケイ素が接着剤の働きをしているといえそうです。
組織が丈夫になることで、弾力性のある真皮に生まれ変わり、新陳代謝が活発になり潤いのあるしっとり肌になっていきます。ここで重要なのが、ケイ素が元素であることです。元素とは「それ以上に分解しえない物質」なので、体内で分解されることなく、そのまま細胞に届きます。
赤ちゃんのようなぷりぷり肌を目指して、ケイ素を毎日摂りましょう〜!!
ダイエットやむくみにも
巷にはダイエットの情報が溢れかえっています。女性誌にはよく特集が組んでありますね。色々なダイエット法が次々と出ては、消えて行きます。皆様も何かは試されたのではないでしょうか。
実は、ケイ素にもダイエット効果が期待できるのです。
では、なぜケイ素がダイエットに役立つのか?
その理由を知るには、からだとイオンの関係を知らなければいけません。
イオンとは電気を帯びた原子や原子団のことです。中性の原子や原子団が電子を得たり失ったりすると、負または正の電気を帯びた粒子が得られます。正の電気を帯びたものをプラスイオンといい、負の電気を帯びたものをマイナスイオンといいます。
からだの中にはナトリウムイオンやカリウムイオン、カルシウムイオン、マグネシウムイオンなどのプラスイオンと、炭酸水素イオンや塩化物イオン、たんぱく質などマイナスイオンがあります。こうしたイオン元素が細胞の内外でバランスをとって健康を保っています。水太りといわれるむくみの現象は、細胞内外のイオン交換が滞り、細胞内に水分が多く留まってしまうことで、むくみが起きます。
細胞が生きていくには、人間が水や食物を摂取して、消化、排出しているように、様々な物質を取り込み、排泄しなければいけません。ですから細胞膜の内外を水やイオンなど様々な物質が出入りしていると考えられています。その出入りを可能にしているのが、細胞膜のイオンチャンネルと呼ばれる水門のようなシステムです。細胞内外の電位差とイオン濃度の差により開閉して、物質が出入りしています。また、イオンチャンネルとは別に、イオン交換を行うポンプも存在します。その一つがナトリウムポンプです。細胞内のナトリウムイオンを排出して、代わりにカリウムイオンを取り込み、バランスを取るようにしています。また、イオン交換時には、同時に栄養素や酸素を取り込み、炭酸ガスや老廃物を排出しています。
水太りやむくみは、細胞内外のイオン交換が停滞することで生じるので、イオン交換を活性化させることで、水太りやむくみを解消できます。そしてケイ素はイオン交換を活性化させる役割が期待されているのです。イオン交換が活性化すれば、新陳代謝も活発になり、ダイエット効果も出てくることでしょう。
デトックス作用
からだの中に有害物質、特に重金属などが蓄積されているかもしれないという意識お持ちの方は、まだまだ少ないのではないでしょうか。
実は、大気汚染や、食品などから知らないうちに取り込んで、体内に蓄されている可能性があるのです。
例えば、ディーゼル車の排気ガスなどに含まれる鉛、農薬や化粧品に含まれる水銀(水銀は予防注射にも入っているといわれています)、殺虫剤などに含まれるヒ素や、水道水の塩素やそれで生じるトリハロメタン。食品では、野菜や果物の残留農薬、魚に蓄積されている重金属、加工食品の添加物等。これらは微量だとしても、毎日の生活で摂取していくことで、体内に蓄積されていってしまう可能性があります。
しかし、人間のからだには代謝によって、便や汗として有害物質を排出する機能を持っています。面白いことに髪の毛にも重金属が排出されています。
ところが、不規則な生活、ストレス、偏った食生活などにより代謝機能が衰えると、有害物質が排出できずに溜まっていってしまします。そうなると当然、体調は崩れ、お肌は荒、吹き出物やシミ、シワもできやすくなってしまいます。ですから、からだの健康や美肌には、デトックスが重要なのです。
デットックスの方法
- 汗をかく(運動、岩盤浴、サウナ、半身浴)
- 食物繊維が豊富な食材を食べる
- ファスティング、断食
- 腸内洗浄
等ありますが、今注目されているのがケイ素です。
ケイ素には有害物質を排出させる可能性が期待されているのです。重金属はプラスに帯電しているので、マイナスに帯電しているケイ素が重金属を引きつけて、一緒に排出すると考えられるからです。
デトックスのためにも、ケイ素の摂取をお勧めします。
ケイ素で綺麗な爪を目指す
爪は1日約0.1mm伸び、6ヶ月ほどで生まれ変わります。美しい素肌が28日サイクルでターンオーバを繰り返しているのと同じです。そして、やはり年齢を重ねることで、サイクルが遅くなってしまい、古い爪の角質が居残ってしまうのも同じなのです。加齢によって水分が減ることで、爪に縦ジワもでてきます。
そこで、健康的な爪、美しい爪に戻るためにケイ素が役立つのです。ケイ素が不足すると爪が割れやすくなることが、今までの研究でわかってきているようなのです。
爪を構成する細胞の結合を丈夫にして、新陳代謝を促す役割をケイ素が担っているのではないでしょうか。ですから、ケイ素を補給することで、丈夫な美しい爪に生まれ変わらせることができるのです。
実は、このケイ素の働きを利用したネイルケア製品が製薬会社から発売され、ネイリストやネイルを楽しむ女性たちの間で評判になっているそうです。爪の表面に塗って爪を保護するベースコートと違い、爪自体に直接ケイ素を含む成分を浸透させることで、爪が健康になるという発想です。
表面に部分的に塗るのも効果はあると思いますが、やはりからだ全体にケイ素を行き渡らせ、内側から自然なサイクルで健康で美しい爪に戻っていくことが、ベストなのではないかと思います。
ネイルアートのやりすぎにもご注意ください。立体的なアートと一緒に爪の表面が剥がれてしまったり、除光液の使いすぎで、爪が乾燥し割れてしまったり。ネイリストの中には、丈夫で健康な爪であれば、甘皮を処理し爪を磨くなどのお手入れをして、爪を保護するベースコートを塗るだけで、十分に見栄えする爪になるといっている方もいます。
隠す美しさではなく、ナチュラルでも健康で美しく居られるようにしたいですね。
ケイ素でツヤツヤ、サラサラな髪に
私も、若い時は黒く健康な髪をしていましたが、徐々に髪のボリュームがなくなり、白髪が増えてきました。
あと最近では若い女性でも、ストレスや、ダイエット等で(きっと他にも要因はあると思いますが)、脱毛や薄毛になる人もいますね。
毛髪は毛母細胞が分裂し、成長期、退行期、休止期を経て抜けていきます。日本人の毛髪は約10万本あり、頭髪全体でこのサイクルを繰り返しているのです。そして、20歳頃までは太くしなやかな髪ですが、中年、老年になるに従って細くなっていき、伸びるスピードも落ちてしまいます。
歳をとって髪のボリュームがなくなったように見えるのは、髪の本数が減ったからではなく細くなるからです。白髪になるのは、新陳代謝が衰え、色素細胞の機能が不活発になり、メラニン色素が作られなくなっていくからです。
そして、ケイ素が不足すると薄毛になったり白髪が増えたりします。ケイ素を摂ることで、髪が太くしなやかになり、色素細胞を活性化して白髪になるのを防ぐことが期待できます。
2016年2月、東京医科歯科大学が加齢に伴う毛の現象の仕組みをマウス実験で解明したと発表しました。たんぱく質のコラーゲンが減り、毛を生やす期間が縮小するために、生えにくくなるというのです。
髪は、皮膚の延長で角質が変化したもの。ケイ素にはコラーゲンを結びつける働きがありますので、毛の現象もケイ素で軽減できるのではないでしょうか。
ケイ素は有名コスメにも使用されている!?
日本では、最近になってケイ素の美容効果が知られるようになってきましたが、海外の有名化粧品会社の製品には既にケイ素が使われています。「ケイ素誘導体のシラノール」という成分です。
数々の有名海外メーカーの化粧水や美容液、クレンジング、石鹸などに、その成分が含まれています。
モナコには、化粧品や製薬関連メーカーに原料を提供する「EXSYMOL」という会社があり、シラノール成分の特許を取得しています。シラノール成分は、皮膚表面から真皮レベルまで浸透、真皮の弾力性などを修復するなど、様々な美容効果があるとされています。
シラノール成分に期待されている効果
- コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などを再構築し、細胞活性を向上させ、皮膚の弾力を修復する
- ハリや柔軟性を維持して、老化によるシワやタルミを防止する
- ヒアルロン酸の2倍といわれる保湿力
- 皮膚を正常な状態に保つように機能する。変化を起こさせないように、皮膚環境を整える
- 菌の増殖を抑制して菌を減らす静菌性
- ケイ素の還元力
- 目的によってビタミンE、アスパラギン酸などと組み合わせると、より効果が期待できる
日本の化粧品メーカーでもケイ素の研究を行っているようです。ポーラ化粧品では、実験によってケイ素の紫外線の酸化を抑制する可能性がわかり、ファンデーションへの応用が考えられているそうです。
世界では、既にケイ素の可能性に注目が集まっています。日本は少し遅いくらいではないでしょうか。日本でももっともっとケイ素の研究が行われ、情報が公開されるといいですね。
ケイ素が豊富な米ぬかを利用しよう!
玄米には豊富にケイ素が含まれています。しかし、玄米を毎日食べるのは、なかなかハードルが高いですね。そこで、玄米を精製するときに出る米ぬかを調味料として、別に使ってみてはどうでしょうか!
米ぬかを、サバやイワシの煮付けに醤油やみりんなど他の調味料と一緒に入れると、まろやかな味わいになるそうです。また、米ぬかをフライパンで炒って匂いを取り、サラダに振りかけると、チーズのようなコクが出ます。豆乳ヨーグルトに混ぜても良さそうですね。天ぷらの衣や、ハンバーグに混ぜたり、クッキーやケーキなどのお菓子に混ぜても面白いですね。
炒った米ぬかをお茶パックに詰め、麦茶のようにやかんで煮出せば、米ぬか茶の出来上がり!!
他にも、炒った米ぬかを昆布やゴマ、ジャコなどをすりつぶしたものと混ぜれば栄養たっぷりの自家製ふりかけに。
どうでしょうか、他にもまだまだアイデアが出てきそうですね!
あと、米ぬかは江戸時代にはぬか袋に入れて、顔やからだを洗っていたみたいで、汚れが落ち、お肌もしっとりしたそうです。米ぬかを使ったコスメは、今でも商品化されていますね。この効果もきっとケイ素をたくさん含んでいる米ぬかの、なせる技なのでしょう。
あなたは良い睡眠がとれてますか?
皆さんもご存知の通り、睡眠には浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠があります。レム睡眠ではからだを休め、ノンレム睡眠では大脳が休息しています。私たちは一晩でこれを繰り返しています。
ノンレム睡眠時に新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌され、特に午後10時から午前2時まではお肌の代謝が活発に行われているので、遅くても12時には就寝した方がお肌にはとても良いのです。
実はこの大切な睡眠にケイ素が深く関わっているのです。
大脳の松果体から分泌されるメラトニンは、夜暗くなると分泌され、光の刺激によって分泌が抑制されます。
メラトニンには入眠作用や睡眠を維持する働きがあり、1日24時間の周期に合わせてリズムを刻む体内時計を正常に保つ働きがあります。
入眠して最初のノンレム睡眠が一番深い眠りで、ここで脳が休んだり、新陳代謝が活発に行われる大切な時間です。この最初のノンレム睡眠が睡眠の決め手となるのです。メラトニンはこの最初の深いノンレム睡眠を実現させる重要な役割を担っています。
そして、朝になると光の刺激で目が醒めるのもメラトニンの働きによるものであり、質の良い睡眠であれば、目覚めもすっきりとし爽やかに1日をスタートさせることができます。
このメラトニンがつくられているのが大脳の松果体であり、ケイ素は松果体の構成成分となっているのです。ケイ素が十分に補給されれば、松果体でメラトニンが正常に分泌されることにつながっていくのです。それが、良質な睡眠と新陳代謝につながっていくので、ケイ素は大切ですね。
ちなみに、夜に照明の明るいところに行くと、メラトニンが朝だと勘違いして分泌されなくなるそうです。スマホやパソコンのブルーライトもメラトニンの分泌を減らす作用があり、寝る直前に使用していると睡眠の妨げになるようですので、時間を決めて終わらせる習慣をつけないといけませんね。